イベント紹介

[期間限定公開]国分寺(小浜市)の阿弥陀如来坐像

開催期間
2018年1月23日(火) ~ 2018年2月18日(日)

本像は、両手に親指と人差し指をそれぞれ輪にして、右手を立てて左手は脚の上に置く、「来迎印(らいごういん)」という印を結ぶ阿弥陀如来像です。この印を結ぶ阿弥陀如来像は、阿弥陀如来が極楽浄土から迎えに来る様を表したものとされ、平安時代後期以降に多く作られました。丸く盛り上がる肉髻(にっけい;頭の上の隆起した部分)や、小粒に刻まれた螺髪(らほつ;粒状の髪の毛)、穏やかな表情、薄く滑らかな衣の表現が特徴で、平安時代後期(12世紀)の制作と考えられます。構造は寄木造で、表面の漆箔(漆を塗った上に金箔を貼ること)は後世の補修によるものです。像本体の大きさは86.0㎝です。

本像は現在、薬師堂に本尊である薬師如来坐像(重要文化財、鎌倉時代)と、釈迦如来坐像(小浜市指定文化財、平安後期)とともに祀られていますが、もとは別の寺院から移されてきたと伝えられています。博物館での公開は、今回が初めてです。

 

概要

開催期間 2018年1月23日(火) ~ 2018年2月18日(日)
会場 常設展示室Ⅰ<若狭のみほとけ>