展示紹介

国分寺(小浜市)の釈迦如来坐像を期間限定で公開します!

国分寺 釈迦如来坐像
国分寺 釈迦如来坐像

 若狭歴史博物館では、若狭地域の仏像を広く紹介するため、定期的に仏像の展示替えを行っています。今回は、国分寺(小浜市)薬師堂に安置されている釈迦如来坐像を期間限定で公開します。

 本像は、右手はひじを曲げて掌を正面に向け(施無畏印・せむいいん)、左手は左膝上で掌を上に向けて(与願印・よがんいん)、左足を上にして結跏趺坐(けっかふざ)する釈迦如来坐像です。頭と体の中心部分を桧の一材から彫り出して前後に割り、内刳りを施す割矧(わりはぎ)造という工法で造られています。
 丸い肉髻(にっけい・頭頂の盛り上がり)や小粒な螺髪(らほつ・粒状の髪の毛)、浅く穏やかな衣の表現などには平安時代後期の特徴が見られますが、切れ長で吊り上がった眼、引き締まった体躯などには鎌倉時代の特徴が表れています。
 国分寺薬師堂に本尊薬師如来坐像(重要文化財)、阿弥陀如来坐像(小浜市指定文化財)とともに安置されていますが、もとは国分尼寺の後身とされる尼寺庵に伝来しました。現在は釈迦如来として信仰されていますが、像胎内に薬師如来と思われる六体の如来の姿が墨描きされていることから、薬師如来として造られた可能性が考えられます。

概要

展示期間 2018年5月 3日(木) ~ 2018年6月 3日(日)
展示場所 2階 常設展示室
料金

常設展示入館料でご覧いただけます
(常設展示入館料のご案内)

開館時間

午前9時~午後5時(最終入館:午後4時30分)


※会期中の休館日は5月14日(月)、28日(月)です。