イベント紹介
鳥浜貝塚出土のニホンジカの歯をつかった新しい研究について成果が発表されました(2022/10/10)
- 2022年12月31日(土)12:00
慶應義塾大学、東京大学大学院新領域創成科学研究科のチームが行った研究で、1984年度鳥浜貝塚の発掘調査で出土した縄文時代前期後葉のニホンジカ遺体のうち、生後29ヶ月以上の56個体の下顎第2後臼歯について、歯表面に残る微小な摩耗痕の形状を分析しました。その結果、三方五湖周辺に当時生息していたニホンジカが樹木の葉に加え低質なイネ科植物も食べていたこと、そのイネ科植物の採食率は個体差があることなどが明らかとなりました。
このような縄文時代に生きたシカの採食行動について解明を試みた研究は、これが初例となります。
詳細はこちらのWEBサイトをご覧ください。
縄文時代のニホンジカの古食性について調査・研究成果を発表:[慶應義塾] (keio.ac.jp)
縄文時代のニホンジカの古食性について調査・研究成果を発表|記者発表|お知らせ|東京大学大学院新領域創成科学研究科 (u-tokyo.ac.jp)
概要
開催期間 | 2022年12月31日(土)12:00 |
---|