イベント紹介
わかはく講座 鳥浜貝塚の耳飾り
- 2023年12月17日(日)13:30
耳を飾るアクセサリーの歴史は古く、縄文時代早期の終わり頃、今から約8,000年前には登場していました。縄文時代の耳飾りは「けつ状耳飾」と「耳栓(じせん)」の二種類に分けられます。前者は環状形で切れ目をもち、石製や土製のものがあります。後者は円盤形で鼓のようなくびれをもち、土製のものが主です。これらは北海道から九州まで広く分布しており、石製けつ状耳飾にいたっては中国や韓半島などでも見られ、大陸との交流を示唆しています。若狭地方では、鳥浜貝塚で縄文時代前期中葉・後葉の石製けつ状耳飾と土製耳栓が計20点ほど確認されています。今回の講座では、これまであまり取り上げられてこなかった鳥浜貝塚の耳飾りを紹介します。
申し込みは12月3日(日)開始。
電話 0770-56-0525 またはWEBフォームから。先着順。
概要
開催期間 | 2023年12月17日(日)13:30 ~15:00 |
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会場 | 講堂 |
講師 | 鯵本眞友美(当館文化財調査員) |
定員 | 50名 |
料金 | 無料 |