展示紹介
木造阿弥陀如来坐像(曹福寺蔵)を特別公開!
若狭歴史博物館では若狭地域の仏像を広く紹介するため、定期的に展示替えを行っています。今回は、若狭町神谷(こうだん)にある曹福寺(そうふくじ)の阿弥陀如来坐像を期間限定で公開します。
本像は曹福寺本堂の本尊として安置される阿弥陀如来坐像で、両手を腹前で定印(じょういん)に組み、左足を上にして結跏趺坐(けっかふざ)する姿です。
像高は82.7cm、ヒノキの寄木造で、丸く盛り上がる肉髻(にっけい、頭の上の隆起した部分)や、小粒に刻まれた螺髪(らほつ、粒状の髪の毛)、穏やかな表情、薄く滑らかな衣などの特徴から、平安時代後期の制作と考えられます。
概要
展示期間 | 2019年4月13日(土) 0:00 ~ 2019年6月 2日(日) |
---|---|
展示場所 | 2階 常設展示室1 若狭のみほとけ |
料金 | 常設展示入館料でご覧いただけます |
開館時間 | 9時~17時(最終入館:16時30分) ※会期中の休館日は4月22日(月)、5月13日(月)・27日(月) |