展示紹介
ちょっとむかしのくらし展 国鉄小浜線のころ
鉄道は人・物の大量かつ高速移動を可能にした交通手段です。明治政府は、近代化・富国強兵を推進する上で鉄道を非常に重視しました。主要幹線の敷設が一通り完了すると、地域生活の重要インフラとして地方線が整備されました。若狭地域には、交通の要衝敦賀と、軍港舞鶴を起点・終点とし、旧城下町小浜と若狭の平野部の各地域を結ぶ小浜線が敷設されました。鉄道が開通すると、各地域では鉄道駅を中心に交通が再構成され、街と村の生活に影響を与えました。
今回の小展示では、若狭地域を横断する小浜線を取り上げ、特に人々の生活の変化に伴い鉄道の存在意義が変化し始めた昭和40年代~50年代頃の写真を中心に見てゆきます。また、小浜線開通以来の古い駅舎を残す「十村駅」を切り口に、街の顔であった「駅」にもスポットを当て、その役割を探りたいと思います。
ちょっとむかしの「鉄道のある」風景をお楽しみいただきます。
概要
展示期間 | 2023年12月16日(土) 9:00 ~ 2024年5月 6日(月) |
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料金 | 常設展示入館料でご覧いただけます |
開館時間 | 9時~17時(最終入館:16時30分) |