イベント紹介
わかはく講座「日本海をめぐる唐人たち」
- 2018年12月16日(日) 0:00
12月のわかはく講座は「日本海をめぐる唐人たち」をテーマに、平安時代中期から中世にかけて日本海沿岸にやってきた唐人たちの足跡について解説します。
一般的なイメージとして、平安時代中期(10世紀)以降の日本では、遣唐使が派遣されなくなり、中国大陸や朝鮮半島との交流が行われなくなったと考えられがちです。しかし、実際は、九州北部沿岸には貿易目的の海商が頻繁に現れるようになります。日本海沿岸も例外でなく、若狭湾に唐人が来着した記録が残されています。彼らは古文書などでは「唐人」と記されますが、中国だけでなく朝鮮半島からやってきた人々も多くいたと考えられます。
本講座では、平安時代中期から中世にかけて、日本海沿岸に到来した唐人たちについて、彼らがどのような人々で構成され、どのような目的があったのか、彼らに対して、沿岸地域に住む人びと、都の人々がどのように接したのかを古文書などから解説します。
概要
開催期間 | 2018年12月16日(日) 0:00 13:30~15:00 |
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会場 | 1階 講堂 |
講師 | 当館職員 |
料金 | 聴講無料・申し込み不要 |
協力 | 福井ライフアカデミー連携事業 |