テーマ展
開催終了テーマ展
「日本遺産」認定記念ミニ展「根来とお水送り」
開催期間 2016年2月6日(土曜日)~3月6日(日曜日)23時
小浜市下根来(しもねごり)の鵜の瀬(うのせ)では、古くから3月2日夜に「送水神事」が行われてきました。この神事は、若狭路に春を告げる行事として知られ、若狭と奈良の歴史ある関係をよく示しています。若狭から流れる水は、遠く奈良まで届き、3月12日夜には東大寺二月堂の「若狭井」からご香水として汲まれる「お水取り」としてあまりにも有名です。
今回はこの行事が行われる遠敷や根来を中心に、針畑峠までの沿線の調査記録をはじめ地図や写真とともに、伝説や歴史の一端を示す資料をあわせて展示し、「日本遺産」に認定された滋賀県へ抜ける「針畑越え」の沿線を紹介いたします。
概要
展示期間 | 2016年2月6日(土曜日)~3月6日(日曜日) |
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展示場所 | 企画展示室 |
料金 | 常設展示料金でご覧になれます。 一般/300円 高校生以下・満70歳以上・障害者手帳等をお持ちの方/無料 ※有料の方が20名以上の団体は1人240円です。 ※年齢がわかるもの、障害者手帳等をご提示ください。 ※ふるさとの日(2月7日)・家庭の日(2月21日)は無料です。 |
開館時間 | 9時~17時(入館は16時30分まで) |
休館日 | 2月8日(月曜日)、2月22日(月曜日) |
見どころ
主な展示資料
- 製塩土器(若狭地域から大量に納められた塩の生産をした土器)
- 平城京出土木簡(複製・御食国若狭と奈良との深い関係を示す)
- お水取行法記(明治時代の具体的な送水行事の記録)
- 地蔵菩薩半跏像(街道の要衝であった上根来の地蔵堂本尊)
- 伴大納言絵詞(模写・沿線の新八幡宮にあったという絵巻)
- 若狭一宮上棟儀式道具(遠敷大工組合)
- 遠敷地域地字図(明治時代・根来道や鰐街道などを記録)
- 「京都北山」(昭和42年・京都北山クラブ発行・最古の針畑峠の登山記録)
- 「鯖街道ー針畑越え〈根来坂〉ガイド」(平成27年・鯖街道歴史研究会発行)
カラー写真パネル(約10点)
平城京・二月堂・お水取り・若狭井・鵜の瀬・神宮寺・針畑峠・上根来・ござ岩・小浜・遠敷航空写真ほか