テーマ展

開催中テーマ展
【リピート開催】テーマ展 縄文時代、旅する石材
開催期間 2025年1月25日(土曜日)~3月9日(日曜日)

「石材」とは、何かをつくるときに材料にする岩石のことです。遺跡からは多くの石の道具が出土しますが、それらの石材を詳しく調べると、岩石の種類が分かるだけでなく、産出地が推定できる場合があります。
本テーマ展では、若狭町所在の鳥浜貝塚から出土した縄文時代草創期・早期・前期(およそ13000年前~6000年前)の石器・石製品605点を展示します。石器類の種類は、狩猟具や伐採具、工具、調理具、装身具など多様で、それぞれ用途に応じた石材を選択しています。特に、切れ味鋭いサヌカイトや黒曜石の利器、光沢が美しいネフライトや蛇紋岩の磨製石器は、若狭地方に産出地がなく、他地域から運ばれてきた石材です。なかには、国外産の可能性が高い石材も見られます。
鳥浜貝塚で、どのような種類の石器・石製品が使われ、どのような石材が好まれ、どこの石材を利用していたのか、縄文時代前半の7000年以上にわたる変遷を紹介します。
国指定の重要文化財「鳥浜貝塚出土品」に含まれる石器・石製品を全点(テーマ展会場に501点、常設展示室に72点)、観ることができる点も見どころです。
4コマネフライト劇場ー産地推定編ー presented by テーマ展「縄文時代、旅する石材」
概要
展示期間 | 2025年1月25日(土曜日)~ 2025年3月9日(日曜日) |
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展示場所 | 企画展示室 |
料金 | 常設展示観覧料でご覧いただけます (常設展示観覧料のご案内) |
開館時間 | 9時~17時(最終入館:16時30分) |